NARUアレンジセミナー講師や生産性150万サロンコーチングなどいろいろやっているオオカミ社長のブログ

髪をバッサリ切りたくないのに切る理由がありました…

XELVe 代表 鳴海 幸輝です。

先日、5年くらい担当していた方が

突然…

「髪をバッサリ切って下さい」とおっしゃりました…

このお客様はずっとロングヘアーで

絶対短くする事は【生涯】ないくらい

【ロング】という長さに絶対的なこだわりを持っている方でした

そんなお客様が

何故

突然

短くする理由があったのか…

ただの気分転換では、絶対切らない様なお客様なのです。

5年も担当していればわかります

僕はきっと何か理由があると察しました…

すると

そのお客様は

小声で

「乳癌なんです…」


抗ガン剤を投与しなければならないので

ウィッグをかぶらないといけないんです。

抜け落ちていく髪の毛

その時に少しでも、周りにわからない様にショートにする必要があるんです。

僕は母親が5年前に舌ガンになってしまったので余計に他人事では聞けませんでした。

「暫く美容室には来れないんです」

と一言…

縁起でもないですが、髪を切ってあげれるのが最後になってしまうかもしれない…

そんな事も頭によぎりながら

少し涙目になってました。

プロとして情けなかった

自分はとてつもない重大な事を任されている気がして

重かった…

少しでも、元気付けたい…

笑顔でいてほしい…

どんな状況でも女性には素敵でいてもらいたい…

僕はプロ魂を貫いて、ハサミを入れさせて頂きました…

いつもは良く会話をするお客様で、些細な事で一緒に盛り上がったり楽しくお話しをしながらカットをしてました

僕は何故か、この日だけは黙りこんだままカットをしてしまいました。

いつも通り明るく普通に接すれば良いのに

もはや何が正解かもわからない…

お客様に気を使わせてしまったみたいで

いつも通り明るくお話しをし始めました

本当に自分が情けない…

そして正直、切ったショートスタイルが喜んで頂けたかはわかりません…

不本意でしょうし

自分の入れたハサミにこんなにも迷いがあった事が今まであったでしょうか…

「絶対的なロング」でしたから…

仕上げで

似合っていても「お似合いですよ」との一言が僕には言えなかったです。

それを言って良いのかすらわからなかった

カットが終わった後、そのお客様からお礼のメールを頂きました。

僕は癌であるはずのお客様のが辛いのに、
僕が元気付けられてどうするんだよと

辛かったでしょう

涙がいくら出ても収まらないくらい

苦しいのでしょう…

なった人にしかわからない悲痛な想い

何も力になれず

本当に心から不甲斐ない気持ちでいっぱいでした。

絶対にまた、元気な姿でお店に来てほしいですし、これからもそのお客様を担当したいと心からそう思いました

僕らにとっては、毎日のサロンワークの中で
何人のお客様を施術するのでしょうけど

お客様1人1人にとっては
【様々な想い】があって、ヘアサロンに来店して頂いてる事を改めて痛感しました。

綺麗事のつもりはないですが

人と人である事

毎日、何気なく入れてるハサミにどんな感情を込めてカットしているか

流作業になっていないだろうか?

僕らの【美容師】というお仕事は

とても責任感のあるお仕事なんですね

その多くは【お客様】から学ばせて頂いているんですね。

自分はまだまだ甘い…

1日でも早く元気な姿を見せて頂ける事を
心からお祈り申し上げます。

NARU/XELVe

千葉県 浦安市にあるコンプレックス解決サロン《XELVe by Sweet style from TOKYO》 総代表 兼 美容師救済 コンサルタント b-motion 代表 海外から国内までクセ毛や多毛のお客様が9割を占める美容師 naruアレンジInstagramフォロワー数3万人 全国誌の巻頭から渋谷マルイでのセミナー等、外部でも活躍する。 売れる動画のITブランディングも開催

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